最近、『エコ』や『SDGs』なんて言葉をよく耳にするのではないでしょうか。
我々のいるノベルティ業界ではとってもよく聞く言葉になりました。色々な企業様からも、地球に優しいエコな素材を使ったアイテムを作れないというご相談が非常に増えてきました。
そもそも何故最近たくさん聞くようになったのか?最近どんなエコアイテムがあるのか?簡単にご紹介していきます!
持続可能な開発目標”SDGs”
SDGsとはーSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)―の略称です。
貧困、不平等・格差、気候変動による影響など、世界のさまざまな問題を根本的に解決し、すべての人たちにとってより良い世界をつくるために設定された、世界共通の17の目標のことを指します。
2030年までの15年間で達成する事を目標とし、2016年から世界的に取り組みを始めています。
その問題解決の一環として、ノベルティやグッズの素材や製造工程から地球に優しい物を取り入れようとする企業様が増えた為、今、ノベルティ業界には非常にたくさんのSDGs関連アイテムがございます。
その一部をご紹介していきます。
廃棄予定のバナナの茎を使った地球に優しい紙”バナナペーパー”
みなさんが普段使っているコピー用紙やノートなどの紙は主に木から出来ていて、その紙を作るために森林が伐採されることや、CO2の増加などが問題視されてます。そんな中紙に代わる新しい素材として登場したのがバナナペーパーです。廃棄されるだけの予定だったオーガニックバナナの茎から取った「バナナ繊維」を原料として使用し、古紙または森林認証パルプを加えて作られた「フェアトレード」の紙です。
それだけではなく、バナナペーパーはアフリカのザンビアの中の貧困地域で生産されています。貧困地域の人々に職を与えることで、一人ひとりの生活を豊かにできる、SDGsの達成に貢献できる優秀な素材です。バナナペーパーのアイテムとしては、付箋やシール、ポストカードなど普段紙としてよく見かけるアイテムは大体バナナペーパーでも製作することが可能です!
海の生き物を助け、綺麗な世界へ”海洋性プラスチック”
人々が生活していく中で生まれる生活ゴミが海へ流れ出し、それが毎年何万トンもの量になることで、
海の生き物たちへの悪影響を及ぼしたり綺麗な海が見れなくなるなど深刻な問題に発展しているのをご存じでしょうか。SDGsの14番目の項目として「海の豊かさを守ろう」という項目がありそれを達成する為に、海に流れ着いたプラスチックを利用したアイテムもございます。
例えば、ボールペンの一部の素材として使用されたり、エコバッグの素材としても使われている物があります。こういったアイテムを生産することで、環境に配慮出来ると同時に、SDGsを意識した会社であることをアピールできるので、こういった素材を使ったアイテム製作のご依頼は今ものすごく増えております。
ノベルティやグッズもSDGsを意識して、一人ひとりの取り組みから地球に優しい社会づくりを目指していきましょう!