推し文化が進む中で、キャラクターやアーティストの音声が入ったボイスグッズはますます需要が高まっています。
初めてボイスグッズを企画するお客様も増えていますので、参考までに企画時の要点を3つにまとめました。
1.ご予算
ボイスグッズを製作する場合、商品代に加えて音声ICの費用が必要です。
通常のグッズよりもご予算・ロットが多くなることが一般的です。
また、ボイスキーホルダーなどで形状をオリジナルにする場合、金型代も別途でかかるため、さらに追加のご予算が必要です。
高価格帯になりやすい商品ですので、在庫リスクを軽減したい場合は、EC販売での受注生産もおすすめしております。
一旦、弊社にて試作サンプルまで進行させていただき、EC販売で売れた分だけ製作させていただくことも可能です。
これにより、在庫リスクを抑え、想定以上の反響があった場合の機会損失も防げます。
既製のキーホルダー形状などであれば100個から製作可能ですが、その場合は総額15~20万円前後のご予算を想定してください。
2.音質
ボイスグッズは使用する音声ICの種類によって収録できる音声の長さが異なります。
音声の長さだけでなく音質にも差が出るため、予め音声ICの収録可能秒数を確認することをおすすめします。
一般的に収録可能秒数が多いほど単価も上がり、音質も良くなる傾向があります。
ただし、音源に雑音が入っていたり、音量が小さすぎたりすると、グッズにした際に音声が聞こえにくくなる場合があります。
また、同じ音量でも女性・男性で声の通りが異なる場合があるためご注意ください。
3. 納期
ボイスグッズは通常のグッズと異なり、音声データの手配や校正での音声確認期間などが必要です。
特に校正サンプルが必要な場合、音声データの手配はデザイン入稿と同じタイミングで行う必要があります。
予め音声データをいつ収録できるのかを確認してください。
また、校正サンプルでの音声確認には各所(声優様、事務所様、版元様など)の確認が必要な場合があります。
校正の確認日程も多めに確保することをおすすめします。
以上の要点を押さえていただければ、スムーズにボイスグッズの企画を進められるかと思います。
「知見がないけれど一度ボイスグッズを製作してみたい」と思ったら、ぜひ弊社にご相談ください。
予算や日程など必要な情報をこちらからヒアリングし、適切なボイスグッズをご提案させていただきます。
HPのお問合せフォームからお気軽にお問合せください。