大文字コラムVOL.28 「ショート動画を活用したデジタル広告戦略」

現代のデジタルマーケティングにおいて、ショート動画が注目されています。
今回のコラムでは
①ショート動画が注目されている理由
②ショート動画を活用する場面
③おすすめのショート動画
をご紹介させていただきます。

①ショート動画が注目されている理由

●短時間でインパクトを与える
コンパクトな形式で、視覚的に強いメッセージを迅速に伝えることができるため、ユーザーの関心を引きやすいです。ショート動画の長さは一般的に15秒~60秒で手軽に使用でき、タイパしたい現代人にも向いているデジタル広告です。
●エンゲージメントの向上
短い時間で楽しめるコンテンツは、視聴者のエンゲージメントを高め、アクションを促進する可能性が高いです。
●ソーシャルメディアとの相性
ショート動画は、SNSでの共有や広範囲なオーディエンスへのリーチに適しており、短期間で多くの人に広まりやすいです。さらに、1本の動画を複数のSNSや自社サイトに活用することが可能です。
●モバイルフレンドリー
スマートフォンで簡単に視聴できるため、移動中や隙間時間に見るのに適しており、デジタルユーザーのライフスタイルにマッチします。
●クリエイティブな表現の幅広さ
限られた時間内での表現力を高めるため、クリエイティブなアプローチが可能で、ブランドメッセージを独自に伝える手段となります。
●コスト効率
制作コストが比較的低く、迅速に制作・配信できるため、マーケティング予算の最適化にも貢献します。

②ショート動画を活用する場面

ショート動画を活用する場面は、主に広告キャンペーンやプロモーション・認知拡大を目的とした場合に用いられることが多いです。
また、展開される場所としてはSNSやYouTube、企業・ブランドサイトと多くのメディアやプラットフォームがありますが、最近おすすめしているのは『TikTok』を活用したショート動画施策です。
TikTokをおすすめする理由について簡単にまとめています。
●高いエンゲージメント
ユーザーの関与度が高く、動画に対する反応が積極的です。インフルエンサー・マーケティング会社CreatorIQが2021年8月に発表した調査報告によると、インスタグラムは0.35%、Xは0.01%に対してTikTokは11.83%とエンゲージメント率が圧倒的に高いです。
●ターゲット層
若年層を中心にダンスやエンタメに偏ったイメージでしたが、拡散力と認知力が認められ様々なジャンルのコンテンツが投稿されるようになりました。その結果ユーザー層が大幅に広がりビジネス活用性が高い媒体として注目されています。学生メインというイメージから、主婦層の利用者も高くファミリー向けの広告なども有効的です。
●アルゴリズムの精度
ユーザーの興味に基づいたパーソナライズされたフィードを提供し、関心を持たれやすくなっています。実際にTikTokをきっかけに購入や来店したことがあるユーザーが約7割に達しています。さらにそこから購入した商品は元々知らなかった商品だったと回答した人が31.2%、購入した商品は想定外の商品だったと回答した人が38.1%もおり、TikTokから新規顧客の獲得も狙えます。

②おすすめのショート動画

ショート動画を手早く拡散させるためには、インフルエンサーを起用することが効果的です。彼らの影響力を活用することで、より多くの人々に動画を届けることができ、拡散力が飛躍的に向上します。
インフルエンサーを起用したショート動画には、以下のような種類が考えられます。
①レビュー動画
インフルエンサーが製品やサービスを実際に使用して、その感想を紹介する動画です。信頼性が高く、視聴者に商品の魅力を伝えるのに効果的です。コスメ系などで多くみられることが多いです。
②チュートリアル動画
インフルエンサーが特定の製品やサービスの使い方やコツを説明する動画です。視聴者に役立つ情報を提供し、製品の価値を高めます。スマートフォンの実は便利な機能の紹介などで多く見られます。
③チャレンジ動画
インフルエンサーがトレンドのチャレンジに参加し、その様子を撮影する動画です。ユーモアやエンターテイメント性が高く、視聴者の関心を引きやすいです。
④コラボレーション動画
複数のインフルエンサーが一緒に出演する動画です。それぞれのファン層を取り込み、拡散力を倍増させることができます。
⑤ライフハック動画
インフルエンサーの日常生活の一部を切り取った動画です。自然な形で商品やサービスを紹介し、視聴者との距離を縮める効果があります。ターゲットに近い環境のインフルエンサーが使うことで、より説得力が増します。
⑥ルーティン動画
朝起きてからのモーニングルーティン、仕事や勉強を終えた後のナイトルーティン、運動や食事の習慣など、日常生活の特定の部分を切り取って視聴者と共有します。憧れやすい美容系や健康系インフルエンサーだと真似をしたくなります。

これらの動画形式は、それぞれ異なる目的やターゲットに適しており、インフルエンサーの個性やコンテンツの方向性に合わせて選ぶことが大切です。

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