大文字コラムvol.8「『映え』×『食』で生み出す令和時代の食のマーケティング」

みなさんの生活になくてはならない『食』ですが、美味しい物を食べたいと思った時、多くの人はTwitterやInstagramなどのSNSで手軽に検索して見つけることができるようになりました。様々な人の食べた感想や写真を手軽に得る事が出来るので、SNSを見て決める人も多いのではないでしょうか。膨大な情報が詰まっているSNS内で特に映えている写真には他者からのリアクションが多く寄せられますが、そもそも『映え』とは何なのでしょうか?

そもそも『映え』とは?『映え』て”良いこと””悪いこと”

今や『SNS映え』や『インスタ映え』などの言葉は当たり前の様に使われるようになりましたが、そもそもどういう物が当てはまるのかというと”SNSにあげた時により多くの人の興味を引く魅力的な被写体”のことを指します。特に多くの若い世代にとってSNSは仲間同士でのコミュニケーションツールとしてなくてはならない物となっていて、私自身も日常の中で可愛い物を見つけて撮った写真を投稿した際、いつもよりいいね!の数が多い時は、あぁ映え写真が撮れたなと実感することがあります(笑)。映えによって恩恵を受けるのは主に投稿者と、その被写体を保持している側のであることが多いです。例えば有名ラーメン店の人気No.1ラーメンを投稿すると、投稿主は映え写真によってフォロワーを獲得し、店側はお金をかけずに新規のお客を一気に獲得することができます。一方デメリットもあり、実際とは異なった情報をSNS上で流してしまえば途端にフォロワーないし最悪の場合は被写体側の人間からクレームが来る場合もあります。
現在もなお『映えスポット』や『映え文房具』など、様々な『映え〇〇』という言葉が多く使われており、もちろん”食”も映えの対象となるので『映えフード』という言葉も多く耳にしますが、具体的にどういった物が『映えフード』と定義されているのでしょうか?

写真で魅せる!? おいしいが伝わる”形”と”色味”

みなさんはこんな経験ありますか?何気なく見ていたテレビで、芸能人が美味しそうにラーメンを啜りながら食レポをしていて『今すぐ食べたい!』といてもたってもいられなくその日のお昼はラーメンにしたり、なんてことが。いわゆる”飯テロ”というやつですね。食べ物は実際に目の前にない状況でも、動画や写真で見るだけで食欲を搔き立てられることがありますよね。具体的に人はどういう食べ物を見た時に食べたいと思うのでしょうか。ざっくり2つに分けるとすると、”食べ物その物の美味しさが伝わる写真”か、”周りの装飾が目を引く写真”であると考えられます。
まず、食べ物その物が美味しそうに見える写真は”湯気”や”シズル感”など、臨場感のある演出が鍵となってきます。例えば、寒い時に湯気の立ったあったかそうな写真を見ただけでお腹が空くことがありますよね。そのような感じで、想像しやすい美味しい演出が加味された写真は『映え』に該当し、より多くの人間の興味を引く写真になります。もう一つは食べ物その物より、盛り付けやプレートが可愛いとそれだけで『映え』写真になりえます。なので、今や食べ物だけではなく容器にまで気を遣う飲食店も増えてきています。弊社でも『映え』をサポートする容器のご提案は可能で、常に新しい情報をキャッチするよう努力しております。『食』×『映え』でバズり体験をしたい企業の方は、是非弊社へご相談ください!